平成29年 森裕子 政治資金収支報告書

 前回の続き。平成29年度版の森裕子議員の平成29政治資金収支報告書。今回は寄付者が名前順ではなく寄付日順になっており、同じ寄付者で纏められていなかったので打ち込みがちょっと手間だった。
 前回紹介した通り、霞が関の官僚に対するパワハラを詫びるどころか、情報漏洩だとか全く関係のない方向で反論にもならない話題そらしをしていらっしゃる最中です。特定秘密保護法案に反対(魚拓)しまくっていた議員とは思えない反論にもなっていない言いがかり。しかも、原英史氏の自宅住所をネットで公開しており、色々と非常識極まりない。この県についてはアゴラで原英史氏による記事(魚拓)が上がっているのでそちらを参照してほしい。
 そして、お・か・し・す・ぎ・る(魚拓)とブーメランの帰ってきそうなエントリーを上げて、予想通りコメ欄でフルボッコにされている。
 前置きはこんなところにして、例によってデータとその書簡を上げておく。

年森裕子議員の政治資金報告書
エクセルファイル

 寄付者に職業にジャーナリストと書いてある人物があったので調べてみた。
小山田春樹> ジャーナリストなんて名乗ったもん勝ちなところがあって、自分はジャーナリストだと言ってしまえばその瞬間からジャーナリストと肩書に書くことができる、そんなお手軽な職業である。調べてみると、この当時はジャーナリストだったようだけど、今は立憲民主党京都市議会議員らしい。
 公式サイトの政策(魚拓)を見ると次のように並んでいる。

市民生活を応援します!
①お母さんを応援する市政を!
保育所の受け入れ枠拡大、保育士の待遇改善で待機児童ゼロを継続し、子どもの医療費支給制度拡充など、子育て応援の市政を実現します。
②お年寄りや低所得者を大切にする優しい街づくりを!
住民税非課税者の国民健康保険料減額制度を維持し、保険料引き下げに取り組みます。
③若者がいきいきと暮らせる京都市を!
高い学費に苦しむ大学生を応援するため、市独自の給付型奨学金制度創設を提案。財源は行政改革で生み出します。
④元気な京都を右京から!
商店街の活性化、地域経済の振興に努めます。
地域コミュニティ放送局『FM嵯峨野』(仮称)を開局し、町興しと防災対策に役立てます。
京北地区の林業農業を守り、町を活性化させる取り組みを進めます。
安心・安全な街を実現します。
①災害に強い街づくりを進めます。
エリア別に避難指示緊急メールを送信するよう改善します。
危険なブロック塀の改修・撤去を進め、改修補助金制度を充実させます。
受動喫煙防止のために禁煙・分煙を推し進め、飲食店などの改築補助金制度を提案します。
景観保護政策を進め、電柱の地中化を進めます。
違法な民泊や、繁華街の客引き行為を規制して、市民生活の安全・快適を守ります。
③安心して働ける職場と、差別の無い共生の街を作ります。
過労死を防ぎ、職場のパワハラ、セクハラを根絶します。
ヘイトスピーチ規制条例制定をめざします。
福井県原発再稼働に反対し、市民の安全を守ります。
身近な課題すぐやる市政を
公衆トイレ、観光トイレの拡充、通学路の安全対策強化など市民のご要望を素早く実現するために働きます。
日本テレビアナウンサー・記者時代に培った取材力と対話力を武器に、現場第一主義で働きます。

 一見毒にも薬にも糞つまらない政策一覧だけど、「ヘイトスピーチ規制条例制定をめざします」「福井県原発再稼働に反対し、市民の安全を守ります」このあたりは立憲民主党らしいなと思います。
 ヘイトスピーチ規制法ヘイトスピーチの定義部分に日本人に対する憎悪表現をヘイトスピーチから除外していることで明瞭な差別となっているが、これを更に推し進めて罰則付きとした川崎市の差別禁止条例案が来月成立予定(InternetArchive)となっているが、それに続こうという勢いである。なお、川崎市ではパブリックコメントを募った結果、人権を保護する対象から本邦出身者を除外するべきではないという意見が多数寄せられたが、結果の資料(魚拓)を読む限りはどうしても日本人を差別したいようにしか取れない。(資料1(コピー)、資料2(コピー)
 とにかく、こういう社会がお望みだってこと。

ボルボ・カー・ジャパン

 ボルボか。まあ、ボルボ・カー・ジャパンで修理したからといってボルボに乗ってるとは限らないけど、常識的に考えたらここで扱っている高級外車に乗ってるって判断するよね。
 いい車に乗って政治活動してるんのな。そういや、平成25年度では472万円計上されていたガソリン代が平成29年度では全くなしとはどういうことだろう。自動車を使うのは止めてしまったのだろうか。しかしボルボは壊れる。

BAR MINO


 こういうお店。圧倒的にバーですな。
 以前、どこぞの議員がバーに行ったとかマスコミが散々叩いていたことがあったけど、バーは止められないってことかな。
 ところで、森ゆうこと語る会in札幌(BAR MINO)バーミノ(魚拓)というイベントらしいけど、会費が10,000円となっている。収入が22万円でだから参加者は22人。会場費は51000円となっている。から差し引き169000円の収益となる。20人程度しか集まらないんじゃあ収益としてはあまりにも小さいので、ファンサービスみたいなものなのかな。

書籍代
 日本文芸社森裕子というと、検察の罠日本を破壊する5つの罠ですな。あるいは20人の識者がみた「小沢事件」の真実も入ってるかもしれない。印税が10%だとすると、58320円の売上だと5800円くらい。しょっぱい商売だ。
 ちなみに書籍販売による収入が38500円なので、だいぶ赤字である。
 森ゆうこと語る会で売りさばいてるんだろうな。でもこの会に参加するようなコアなファンであれば、当然ながら全部持ってるだろうから、サイン本とかにして保存用として買うのかな。

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 20191117 平成25年度 森裕子 政治資金収支報告書