日本ユニセフ協会に負けました

 ショパンコンクールを聴いてるせいで全然ピアノの練習ができない。それ以前に色々忙しくてプライベートで時間が取れないってのもある。でも、代わりに読書が進む。
 今回は2005年のときとだいぶ課題曲が変わった。エチュード10-3、10-6、25-2、25-7、子犬のワルツなどといった割と技術的に易しい曲が含まれてる。

 そんな風にショパンコンクールばかりに注目していたら日本ユニセフ協会VS北原の裁判が決着していた。結果は北原氏の負け。残念。ブログコンテンツもあらかた消されてしまった。次のように書いている

 名前は出せませんが、最後の頼みの綱として、東京管轄で尚且つネット事件にもスラップ訴訟にもユニセフ問題にも、関連するあらゆる事件のエキスパートとして高名な事務所所属の先生に、“この人にダメといわれたら本当にアウトだろう”と覚悟を決めて弁護受任の相談を申し込んでみました。
 すると、想像以上に頑なな受任拒絶と共に、大変辛らつな叱責を受けました。
 その先生から、法律とは何か、民事裁判とは何か、証拠とは何か、ジャーナリズムとは何かを懇切丁寧に教示頂き、私の行動や姿勢、発言の数々はそういった倫理や常識から、当初より逸脱していることを、懇々とお説教されてしまいました。
 特に、提訴後に裁判の進捗をあけすけにネット配信するのは、法律家からすれば全く理解できない非常識な行動だったそうです。
 以前からも私淑としており、全幅の信頼を寄せていたその法律家さんからそういったお叱りを受け、「これはもう削除した上に謝罪して相手側へ誠意を見せる以外、道は無い」とご教示頂いた上で、今回の提訴では私に非があることを認めるに至りました。
 また、同じタイミングで、ホームページのプロヴァイダであるDTIさんからも、再度送信防止措置の検討の通知が届き、該当ページの削除処置が内定している旨の知らせを頂きました。
“裁判所からの文書削除仮処分の決定が下っているならプロヴァイダとしても削除すべきだ”
 というのがDTI顧問弁護士の結論でした。
 以上の理由により、こちらの非が顕著であり尚且つ1%の勝訴すら見込みが無く、どんな弁護士もさじを投げる今回の裁判に、これ以上挑んで闘争に抗い続けることは全く無駄であることを悟るに至りました。
 今後ユニセフに関する記事や発言を送信するにあたっては、真実に拠り所のあるはっきりとした情報に基づき、過剰なあおりは避け、適切な表現を用いることに努めます。

(中略)

 今回の訴訟事件は私めの素行の多くに落ち度がありました。
 例えばウチの発言スタンスたるや「詐欺だー横領だー」と断定的に好きなだけ放言、しかもソースは伝聞・噂話レベルのものばかり。
 他の反・ユニセフサイトさんは大抵、“こんな謂れ、噂、醜聞がありますよ”とソースリンクを記して上手な表現を用い、誰からの追求も法的にいなせるよう、巧みに記しています。
 「ユニセフに募金してはいけません」という考えや思想を敷衍するのはかまわないのです。その点は日本ユニセフ協会側も今回の提訴や話し合いで繰り返し強調しています。

 裁判の進捗をネットで配信するのは非常識らしい。こういう所は弁護士に付いて貰わないと分からないところだな。
 北原氏には何をどうするべきだったのか、どうしたら裁判に勝ったのか、あるいは訴訟を免れたのかを今後解説していただきたいところだけど、文章を読む限りではライフが尽きかけてる印象があり、しばらくは活動しないのかな。
 ということで、相手が誰であろうと誹謗する際にはちゃんと根拠をリンクしておくことにしよう。リンク先が消されると根拠のない誹謗となってしまうので、ちゃんと魚拓とってから誹謗しよう。先日のアグネスの件丸ごと魚拓を取ると簡単に消されることがわかったので、できるだけ引用で魚拓を取ろう。でも最近、引用が上手くいかないんだよな。どうなってんだろウェブ魚拓