デジカメを買った。機種はCASIO EXILIM EX-ZR200。最近の流行を押さえるのならニコンがお薦めの所ですが、買ったのが一寸前だったので。次に買う機会があればニコンで検討しようかと思う。
というわけで、これまではケータイカメラで撮っていたのが格段にきれいになった上、ファイルサイズアップ↑と鳴りました。ファイルサイズについてはこれまで通りできるだけ小さく押さえようとするつもりではあります。
ちなみに近所のK'sデンキで買いました。本体26800円、64GBのSDカード16800円の合計43600円也。リンク先を見てもらえば分かるとおり、尼で買えばセットで27920円。酷い商売してくれるぜ。地元で買いたいなぁ、などと仏心を出したのが運の尽きでした。
カタログデータは次の通り。
◆有効画素数:1610万画素◆光学ズーム:12.5倍/超解像ズーム併用時:18.8倍/マルチ超解像ズーム併用時:25.0倍◆3.0型TFTカラー液晶(高性能クリア液晶)【付属品】・リチウムイオン充電池(NP-130)・USB-ACアダプター (AD-C53U) ・USBケーブル・AC電源コード・取扱説明書(保証書付き)・クイックスタートガイド / ■ 仕 様 ■有効画素数:1610万画素画像ファイル形式:静止画:JPEG (Exif Ver. 2.3/DCF2.0準拠/DPOF対応)動画:MOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM音声(ステレオ)記録媒体:内蔵フラッシュメモリ(画像記録エリア 約52.2MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード撮像素子:1/2.3型正方画素高速CMOS焦点距離:F3.0(W)-F5.9(T) / f=4.24~53.0mm(35mmフィルム換算で 24-300mm相当)レンズ:8群9枚(非球面レンズ含む)ズーム:光学ズーム 12.5倍/超解像ズーム併用時 18.8倍/マルチ超解像ズーム併用時 25.0倍/デジタルズーム 4倍/HDズーム/デジタルズーム併用時最大199.3倍(VGAサイズ)絞り:F3.0(W)~F7.9(W) (NDフィルター併用)※光学ズームにより、絞り値は変化します。感度(標準出力感度):静止画:オート/ISO80/ISO100/ISO200/ISO400/ISO800/ISO1600/ISO3200相当動画:オート画像モニター:3.0型TFTカラー液晶(高性能クリア液晶)外部接続端子:USB端子(Hi-Speed USB準拠、USB充電対応)/AV出力端子(NTSC/PAL)/HDMITM output(ミニ)電源:リチウムイオン充電池(NP-130)×1個消費電力:DC 3.7V、約5.6W寸法:幅104.8mm×高さ59.1mm×奥行き28.6mm(突起部除く奥行き24.2mm)質量: 165g(電池及びメモリーカード除く) / |
カタログ値を読んでも意味が分からない。一応、購入契機のポイントとして、
1610万画素
撮影サイズ:16M(4608x3456) / 3:2(4608x3072) / 16:9(4608x2592) / 10M(3648x2736) / 5M(2560x1920) / 3M(2048x1536) / VGA(640x480)
動画:FHD(1920x1080 30fps) / HD(1280x720 15fps ) / STD(640x480 30fps) / HS 1000(224×64 1000fps)/ HS 480 (224x160 480fps) / HS 240 (512x384 240fps) / HS 120 (640x480 120fps) / HS 30-240 (512x384 30fps・240fps切替式) / HS 30-120 (640x480 30fps・120fps切替式)
マニュアルフォーカス可能
といったあたり。動画の1000fpsというのが何に使う機会があるのか理解しがたい。ミリ秒単位で観察するような実験で使うのかな。ストップトフローと組み合わせてラピッドスキャンの装置を格安で作れるな。
店頭でカタログを見て上記の特徴から選んだ。
これまでケータイカメラで撮っていたこともあり、これまでのものとは比較にならない。
では、スキャナと比較してみた。スキャナはだいぶ古くなったかも知れないけど、まだまだ元気なCanon CanoScan Lide 40。ちょっとスペック不明なのだけど、最大解像度が1200dpiらしい。買ったのは7年前なのだが、少し調べたところスキャナ自体あんまり進化していないみたいで、陳腐化していない。自炊したい人にとっては不満が残るかも知れないけど、このように頑張れば出来ないこともない。
自炊用のスキャナは専門的なものはあるが、高価な上、需要が見込めない以上は低価格化も期待できない。スキャナの機能自体、既に行き着くとこまで行った感じがするので、今後は包丁とかシャープペンシルみたいに立ち位置になるんじゃあないかな。サイバーアイで読み込んであーだこーだするっていうレベルになると新しいステージにいこうするか、あるいはスキャナ自体不要になるかも知れない。ちなみにOCRは全く別の技術ですので。
というわけで、被写体はジョジョ第2部。先日、ソードワールドのプレイ中に「クレインクインクロスボウってどんなん?」と訊かれたので参考になりそうなところでぱっと思い付いたボールボーガンの説明部分。
まずはスキャナから。
本をスキャナのガラス面に押し当てて無理矢理スキャンする形を取らざるを得ないので、本の真ん中部分はどうしても離れてしまい、黒くなる。この部分は自炊形の悩みでもあるのだけど、僕には関係がないのでその部分の説明とかは飛ばす。ともかく、スキャナという機械は焦点をガラス面にぴったり合わせてあるため、ガラス面から僅かでも離れると読めなくなってしまう。そんで、ある程度離れると完全に見えず、黒くなるというわけ。
この画像では全体を表示するため、わざと小さくしているけど、実際はMAX解像度の1200dpiでスキャンしている。元の画像の全体を表示すると大変な容量になるので一部だけ切り抜いて上げてみる。一応、下に表示した部分だけでも3408×5280pixelで2.28MBになる。
これが7年前のスキャナの実力。
では、今回購入したデジカメはというと、
一応、スキャナがA4サイズ用ということで同じA4サイズを撮ったときにどうなるかという視点から、視界の半分だけを使って撮ることとした。
とういうわけで、デジカメでは焦点が上手く合っていないので少し汚くなった。
以上、2つの機器を比較したけど、スキャナに軍配が上がるかな、といった感じ。さすがに、スキャナが専門化している領域をデジカメで挑むのは無謀だったかも知れない。スキャンした画像の端から端までの画素数はスキャナが8880ピクセル、デジカメが3456ピクセルと倍以上の開きがあった。
とはいえ、そんな高解像度でスキャンすることなどないのでデジカメでも上手くピントが合わせられたらそれなりのものができるかも知れない。
電池について
電池はリチウムイオンの3.7V 1800kAh 6.7Whと書いてある。型番はNP-130、定価7000円。充電器は6300円。
この値段設定、隙だらけに見えるんだけど、プリンタのインクといい真面目に商売する気がないのかな。セット2000円くらいで作れそうなものだけど、制度とか補償とかのコストを入れるとこんなに高価になるものなのかな。だったら無保証品とかいって安いのを作っても良さそうなものだけど。
それはそうと、当然、中国で互換品が作られている。出来れば国産を買いたいのだけど、正規品は高すぎるのでそちらを買いました。気になるお値段はバッテリーと充電器セットで1200円。
充電器は特筆することもないのでパス。気になるのがバッテリー。リチウムイオンってそれなりに高度な技術だったような気がするけど、支那製で大丈夫なんだろうか?という当然の疑問が湧いてくる。そんなわけで、取り敢えず互いの比較画像を上げてみる。カメラは使えないのでケータイ画質で。
左の黒いのが正規品。右の白いのが支那製。支那製、なんか凹んでるぞ? もうちょっとよく見てみよう。
見事に凹んでいる。使ってみれば普通に使えるんだろうけど、こういうのがたまに膨らんだり爆発したりするんだろうな。恐ろシナ。
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