プリンタ買ったよ

 もう半年も前のことだけど、20121118に紹介したようにプリンタが死にかけていらっしゃったわけですが、先日、インクが無くなった折、買い置きのインクが行方不明となっていていっそ新しいものを買おうと考えました。
 機能として、両面印刷、CDレーベルプリント、フチ無し、という条件で見て回った結果、Canon PIXUS iP7230が選ばれた。というか近所の電気屋には条件に合うのがこれしかなかった。他に条件の合いそうな機種は全部複合機でした。余計な機能はいりません。それにしても同業他社は何をやってるんだろう。店が入荷していないだけかな。
 製品の紹介みたいなのはパソコン・デジモノを楽しもう!が詳しい。
 解像度はiP7500と同じ9600dpi。iP7500が2005年10月発売だそうなので8年たっても何ら進歩がないということは必要がないと見て良いんじゃあないかな。僕自身も必要と思っていないし。
 実際のところ、今時プリンタなんて白物家電と変わらなくて、性能は既に頭打ちであり、新しい機能とか性能向上とかは求められていない。あえて言うのなら、インク代安くしろとかいうくらいのもの。

 試しに動かしてみてびっくり。手差しトレイがないやん! ということは給紙トレイからしか印刷できないということ。以前は給紙トレイなんて言うものはなくて、手差しトレイだけだったのに変わったのぅ。これは決して進歩なんかではなく、ただのコスト削減であることはミエミエ。Canonだしなあ。
 ちなみに僕のスタイルとして、楽譜とかレコードシートとかいった裏の白くあって欲しいものとか両面印刷するものは給紙トレイから綺麗な紙を、それ以外の日常消費書類は机の引き出しから出した裏紙を手差しトレイに置いて使う。使わないときは手差しトレイは閉じておく。という使い方をしているので、手差しトレイがないのは非常に困る。
 プリンタではなくドライバの問題だけど、複数ページある書類を冊子状にして印刷できるというのは良い。先日、りゅうたまのマスターをやった際、プレイヤーサマリーを印刷して綴じて配ることができた。iP7500ではそういうことができたのかは不明。
 CD-Rのレーベルを印刷するというのはないと困る機能の一つなんだけど、iP7500ではらくちんCDダイレクトプリントというソフトがついており、コイツを使って印刷していた。今回は何にもついてこなかった。どうやるんだろ。ちなみに以前使っていた同ソフトはWindows8には非対応になっているので、vmplayerのWindowsXP上で使ってみようかなと思っている。

 さて、先日必要にかられて地図を印刷した。googleマップなんだけど、その際にこのプリンタについて色々と問題が発覚した。製品テストで見つからんかったのか、と思う。見つかっても放置だろうな。
 問題点1。うるさい。サイレントモードとかいうのがあるらしい。よく分からんけどうるさい。
 問題点2。紙が詰まりまくる。手差しトレイに裏紙入れれば当然詰まりやすくはなるだろうけど、5枚と続けて印刷できない。
 問題点3。印刷が遅い。「L判フチなし写真約18秒の高速プリント 」とか売りにしているけど、印刷が始まるまでに異常に時間がかかる。
 問題点4。印刷が汚い。上の方で仕様上は解像度はiP7500と同じ、と書いたのだけど、これは高解像度で印刷した時の話だと思う。で、印刷した地図は地名とか道路の番号とかが潰れてしまって読めなかったので高解像度で印刷しようとしたのだけど、これができない。勝手に別のトレイを指定されたり、ドライバが落ちたりととにかく印刷できなくて諦めた。
 これだけの問題をCanonさんが認識していない筈もないので、放置の方向かな。

 というわけで、iP7500に比べて色々と劣っている。そもそもプリンタそのものではなくインクで儲けようという魂胆がけしからんわけだけど。
 早くも別のプリンタが欲しくなってきた。だれかプリンタ欲しいっていう人がいたらこれを差し上げることにしよう。

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