在宅買取やってみた

 世の中、宅配買取というサービスがある。近所に古本屋がなかったり、家から出られない呪いの掛かっている人のために家まで取りに来てくれるというサービス。
 ブックオフの出張買い取りが有名なのだけど、人伝に聞いた話だと、スケジュールが一方的で使い勝手が悪いとのこと。
 ネットオフ宅配買取というのを試してみた。ネットオフというとアマゾンマーケットプレイスで折り目とか付いてたりして汚れた書籍に「非常に良い」という評価を付けて出品する悪質な業者で有名なのだけど、ただで手放すつもりで売ることにした。というか、邪魔なので引き取ってください、という気分で出した。
 注文した翌日にヤマト運輸が取りに来るというシステムで、送料無料で、段ボール箱も付いてくるとのこと。ちなみに、段ボール箱も頼んだのだけど、ヤマトのお兄さんは「段ボール箱? しらねーよ」って感じで持ってきてくれなかった。

 売却の細かい手順を説明しても仕方がないので結果だけ。
 明細は以下の通り。

タイトル点数査定金額合計
コミック129点1345円
BLACK LAGOON<10>1点180円
ヴィンランド・サガ<14>1点130円
書籍5点60円
書籍 リサイクル買取5点5円
DVD
Angel Beats! 1
Angel Beats! 2
笑いの大学
3点70円
合計144点1790円

 144点で1790円になった。すごく安い。特にDVDが3本で70円というのは破格。多分、ブックオフに持って行くと合計で5000円くらいになるんじゃあないかと思う。
 この安さの秘訣だが、送料無料というところにある。ヤマトが置いていった伝票には756円と書いてあり、段ボール3箱なので、これが3つある。つまり、送料が2268円となる。これは、送料無料と言いつつも、送料を負担する気はさらさらなく、見積額に100%転嫁するという商法と見て間違いない。結局、本来4000円くらいのところ、送料を差し引いて1790円となったわけである。
 そんなわけで、少々大変でもブックオフまで持って行った方がお得だということが分かった。