似非科学

ネット特性をフル活用した朝日新聞のホメオパシー報道
 ホメオパシーというのは、似非科学による病気治療法の一つ。病気の原因物質を砂糖水で10の60乗まで薄めた液を飲むことで病気が治るという色々とイっちゃった理論。ちなみに世界で最も軽い分子である水素を10の60乗に薄めると、その液1g中に含まれる水素分子の数は3.01×10^-37個になる。指数を使わずに書くと、0.000000000000000000000000000000000000301個の水素分子が1g中に含まれるということになる。勿論、通常の毒物とかはもっと分子量は大きいので、含まれる量は更に少なくなる。
 こうやって書くと信者の方々は「そうじゃない、溶媒である水が毒を記憶しているのだ」と言う。無知な愚民どもは水は不思議だからそういうこともあるかも知れない、といって信じる者も出てくるらしい。
 勿論水は情報を記録することはできない。山本弘の言だが、情報を記録するには、時間が経っても状態が変化しないものが必要だ。紙にしてもDVDにしても何年も変化しない。
 水はどうかというと、見ての通り流動している。信者には、小さい世界で見たら違うと言われるかも知れないが、小さい世界だともっと速い速度で動いている。水分子がクラスタを作るというが、水分子の水素結合は短時間(どれくらいか知らないが少なくともナノ秒以下のオーダーの筈)で組み替えまくっているため何かを記憶するようには働かない。
 水で何かを記憶したかったら型に入れて凍らせてその形を記憶させる、程度のことしかできない。
 それにしてもアサヒ、たまにはマトモな記事を書くんだな。

 この殺人似非科学だが、表現弾圧キチガイ大葉ナナコ大絶賛している。これまで糞フェミだと思っていたんだが、ただのキチガイだった。


 それはそうと、内閣府男女共同参画局男女共同参画基本計画に盛り込むべき施策に関する提案募集をしている。
アイツらも懲りないね。日本人の多くは「男女共同」なんていうものの胡散臭さは気づいてるんじゃあないかな。
男女共同参画なんて本気で主張するのはほとんど宗教行為なので論理的に説き伏せたところでアイツらは決して諦めない。
 結局彼らは結果の平等を求めている。だって、あらゆる職場に男女が同数いなければならない、なんていう状況は不自然極まりない。性別に夜向き不向きを全く理解していない、現実と空想との区別の付かないキチガイ発言という目で見て間違いない。
 平等を唱えるなら機会の平等、基準の平等を求めろよ。
 今回のパブコメは字数制限撤廃とページ数明記によって少し書きやすいフォーマットになった。完成したらいつものように上げるつもり。
 ちなみに前回の第3次男女共同参画基本計画策定に向けてパブコメ20100511および20100512