ここ1ヶ月くらい、Firefoxを起動して1分くらいすると「応答のないスクリプト」と出てしばらく動かなくなるという症状があった。解決ではないが対処したので報告する。
警告:応答のないスクリプト このページのスクリプトは処理に時間がかかっているか応答しなくなっています。今すぐスクリプトを停止するか、スクリプトをデバッガで開くか、このまま処理を続行させるか選択してください。 スクリプト:chrome://global/content/bindings/browser.xml:333 □次回からは確認しない(D) 処理を続行 スクリプトをデバッグ スクリプトを停止 |
この「次回からは確認しない」にチェックを入れても起動するたびに聞かれる。そして、このウィンドウが出てから5~10分くらいたってからじゃないとクリックしても反応しない。ちなみにスクリプトの最後の"333"は別の値になることがよくある。
調べてみると「アドオンが悪さしてんじゃねー?(ハナホジ)」みたいな意見が多数を占めている。試しにシフトキーを押しながらセーフモードで起動してみると確かにこのエラーは出なくなる。
それはそうと、折角だからこの機会にWindows10にしてみてはどうかと思い、アップグレードしてみた。Windows10は良くなった点と悪くなって点があり、総合的に悪くなった点が勝ったのでWindows8.1に戻した。ちなみにWindows8.1に戻したら、VMwareが消されとった。どこまで過去のOSを消そうとしてるんだ。
以下に良くなった点、悪くなった点を列記する。
良くなった点 ・Windowsキーを押すとWindows7以前に近い形でスタートメニューが出る(ただし、Windows8、Windows8.1ではClassicShellやStartMenu8で一応解決済み) ・StartMenu8を使う必要がなくなったので、スタートメニューから起動したソフトにファイルをドラッグして開こうとしても出来ない症状が治った(当然だ) 悪くなった点 ・スタートメニューにショートカットを登録できない ・スタートメニューに余計な項目が多く鬱陶しい。 ・Firefoxがより不安定になった ・UM-1のドライバがない(ただし有志で作ったものあり) ・デフォルトの日本語変換システムがMicrosoft IMEで固定されており変更することが出来ない。 ・マウスのスクロールはアクティブな部分ではなくカーソルが乗っかっている部分が反応する。 変わらず悪い点 ・Word2000で文書を編集しようとすると即座に落ちる |
こんなところだろうか。実際のところWindows10は1週間ほどしか使わなかったのであんまり詳しく調べていない。Firefoxがより不安定になり、ウェブサイトが見づらくなったことが相当なストレスであり、1週間と耐えられなかったためである。
さて、話を元に戻して、Firefoxが起動後にしばらく動かなくなる件について。
結局やることと言ったらアドオンを無効にしてどれが原因になっているかを特定するだけなので面倒はない。WindowsXPの頃に起こったエラーで原因解明のためにスタートアッププログラム約40個についてオンオフを繰り返して調査したことに比べれば何ということもない。
Firefoxのアドオンは次のようになっている。
3つくらいずつ有効にしてFirefoxを再起動、しばらくWEBサイトを閲覧してブラウザが固まるかどうかを確認、原因となるアドオンを絞り込んだ結果、Video DownloadHelperが原因であると特定した。
ニコ動とかYouTubeをダウンロードするときに使うので必要なアドオンである。取り敢えず、一度削除して再インストールしてみた。その際、金を払えとか言われたけど、こんなふうに固まるようなソフトに散財できません。無料版をインストールした。バージョンは削除前と変わらず6.0.0だった。有効化してFirefoxを再起動すると相変わらず固まる。なので、必要な時以外は無効化しておいて、いざダウンロードしたくなったら有効化すれば良い。ニコ動だったらNicoFoxもあることだし、あんまり出番はないと思う。ちなみに、ブラウザ起動後しばらくしてからVideo DownloadHelperを有効化しても固まったりすることはないのでこれでまったく問題はない。
結局、ブラウザ起動時にVideo DownloadHeplerを無効化していることが解決の要となった。
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