チェルニー30番6 演奏解説

 チェルニー30番の6番。
 録音してから大分経ってしまった。忘れる前に解説を書いておかないといけないと思いつつも、時間がなくて手を付けられずにいたら1ヶ月経っていた。
 取り敢えず、さっき1回さらってみたところ、それなりに弾けたので書いてしまおうと思う。
 ちなみに7番は既に録音が済んでいるのだけど指定のテンポを出すことが出来なかったので全曲弾いた後で改めて練習しなおそうと思っている。その際に演奏解説を書くつもりである。

 楽譜は全音版を使う。例によって、演奏する上で特に注意するべきことは楽譜の解説に書いてあるので、その部分は割愛し、もっと瑣末なメカニカルな部分を始め低レベルな解説をする。まともな解説はピティナが行っているのでそちらを参照されたし。
 一応、スケールの予備練習のような感じなのだけど、この曲に出てくるスケールはそれほど難しくない。というのは、右手のスケールは白鍵ばかりの上行形が難しく、それ以外は黒鍵があることで指くぐりが楽になる。あるいは、下降形だと手のポジション移動によって親指だけを動かすよりも楽に指を跨ぐことができる。この6番でスケールの指くぐりが難しい場面は15、20小節だけである。スケールは右手の肘を外側に開き、手を内側に向けるようにして指くぐり、指跨ぎをしやすくする。下降スケールで1指はできるだけ鍵盤の手前側に引っ掛けるようにして弾く。
 チェルニー30番はできるだけ手元を見ずに楽譜だけを見るようにして演奏するという裏目標みたいなものを考えていたのだけど、この曲の右手の跳躍は手元を見ないと無理なので結局全部暗譜して弾いた。
 全体的を通してスタッカートとスラーが入り混じっているので注意して譜読みしないといけない。

10小節

 右手3拍目最後のGこの2音先で同じ音を3指で引くので、1指がGのキーの上に残っていると干渉して打鍵できない。指先で引っ掻くようにして弾いて指がキーの上に残らないようにする。このときあまり手前で弾いてしまうと次のFisに2指が届かなくなってしまうので注意すること。

15小節

 右手2拍目最初のH。スケールの難しい箇所1つ目。1指が3指の下をくぐる際、3指は少し奥を押さないと1指のくぐった先のCのキーに1指で押せるだけのスペースがなくなってしまう。

20小節

 右手の動きが全4小節と変わるため、焦ってテンポが速くなってしまうことがある。そうなると、前半2拍で2音ごとにあらわれるG音の打鍵が間に合わずに弾きそこねてしまう。意識して速度を保つこと。

22~23小節

 ☆右手で7度の距離を覚えようと思ったのだけど、暗譜したことでどうでも良くなった。

30小節

 *左手最初のG。2分音符を最後まで保持するのはほぼ不可能なので、2拍目のCEをスタッカートで切った後の適当なところで離す。
 左手4拍目。ここだけスタッカートがないことに注意。

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