LilyPond

 LilyPondという楽譜作成ツールを少し触ってみて諦めた。
 LilyPondの特徴として、GUIを使わず、テキストだけで記述するというシステムでかなり僕好みの仕様になっている。昔、N-88BASICで打ち込みしてた頃を思い出す。
 欲を言うならHomePageBuilderみたいにソースと出力結果を同時に表示してどちらからでも弄れるようになっていると嬉しい。一応、可視化ツールみたいなものは出ているけど、すごく使いづらかったので一瞬で止めた。
 色々と障害があるのは当然予想されたことなんだけど、いきなりコレはないだろ。ということで、テキストエディタ"LilyPad"のスクリーンキャプチャ。

 見ての通りメニューバーが文字化けして何が書いてあるのか分からない。テキトーにクリックしてみるとウィンドウズのメモ帳とほぼ同じということが分かるのでそう大した問題にはならない。

 ソフトの使い方自体はGNU LilyPond — 学習マニュアルとかLilyPond — 記譜法リファレンスあたりに細かく書いてあるのであまり困らない。・・・・譜例のソースをコピーして貼り付けても何故かエラーを起こすけど、そこはどうにかなると思う。
 問題はそこではない。LilyPadで保存すると、拡張子が".ly"となる。このファイルをダブルクリックするとpsファイルが生成される。問題はこのポストスクリプトファイル。PDFに変換してくれるソフトがネット上に出回っており、インストールして使ってみた。すると、ちゃんとPDFができた。LilyPadにデフォルトで入っている四分音符が何個か並んだ楽譜が出力された。
 おっ、行けるじゃん。じゃあ、今後はこれを使って楽譜を書くか。何てことを思って上記サイトで少し勉強を始めたわけ。こういうのはプログラムと同じで少しずつ練習して身につけていかないとできない。
 そんなこんなで数日後、ps→PDFのソフトを起動するとエラーを起こす。色々やったけど、正常に動いてくれない。というわけで、やる気ゲージがマイナス入ったので止めた。