「第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(答申)」について  第2分野男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

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男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革が十分に進まなか
った理由は以下のとおりである。

 「(5)男女共同参画が合理性に欠け非現実的であることを理解しているため」という項目が抜けています。


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③ 家族に関する法制について、夫婦や家族の在り方の多様化や女子差別撤廃委員会
の最終見解も踏まえ、選択的夫婦別氏制度を含む民法改正が必要である。また、時
代の変化等に応じ、家族法制の在り方について広く課題の検討を行う。

 夫婦別姓論の源流をたどれば、マルクスエンゲルス共産主義思想に行き着く。両者は共産主義社会を実現するため、資本主義社会を支える家族制度の解体を唱えた。1917年のロシア革命後、レーニンがこの方針を実践した。その結果どうなったか。ロシア社会では親子関係が弱まり、不良少年が増え、離婚も増え、堕胎も増え、出生率が激減した。
 現代においても、スウェーデンが1983年に法改正し、これまでの夫婦同姓から選択的別姓にに変更した。この制度は民主党の法案と極めて似ているが、変更後のスウェーデン社会がどうなったかといえば、離婚率が5割を超えた上、結婚しないカップルも多くなり、新生児の約半数が非嫡出子という状況を生んだ。
 果たして、日本をこのような国にしてもいいのか。


女子差別撤廃委員会

 女子差別撤廃委員会というものをとても重要に位置づけているように伺える。しかし、この女子差別撤廃委員会というもの、非常に胡散臭い団体である。例えば、林陽子という日本人弁護士が委員に就任していますが、この人物は弁護士という職業についていながら一切の証拠も提示せずに「エロゲーは犯罪組織の資金になっている」などと現実と妄想の区別も出来ないような発言をしている。また、林陽子はアメリカに本部のあるイクオリティ・ナウというセックスヘイター団体の理事を務めている。林陽子はこのような海外の団体を通じて自分の信仰のために日本のエロゲー業界に圧力をかけている人物であり、このような者を委員として招き入れる女子差別撤廃委員会の言葉など聞き入れるべきではない。


④ 政府の施策及び社会制度・慣行が男女に実質的にどのような影響を与えるかなど、
男女共同参画社会の形成に与える影響についての調査を進める。

 「調査を進める」といってもあんたら自分の都合の悪いことは見えないじゃあないか。



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① 固定的性別役割分担意識の解消、特に男性や若年層の意識を変えるための広報・
啓発に取り組む。

 つまり、男性が力仕事をしたり、女性が子供を産んだりという固定的性別役割分担意識を解消しようということですね。何を言いたいのかよく分かりません。


③ 人権が侵害された場合の被害者の救済体制及び相談体制の拡充を図る。

 早く痴漢冤罪によって蹂躙された被害者を救済するシステムを作ると同時に、痴漢冤罪自体を痴漢と同等の罪とするようにしてほしい。


④ 通訳を配置した外国人のための人権相談所の充実等国際化への対応を進める。

 それで通訳の人件費は誰が払うんですか? まさか日本人が払った税金で賄うとか言い出しませんよね。当然、外国人から集金して賄うんですよね。というか、この項目自体男女共同とは関係ないから、削除したほうがよい。


調査の実施や統計情報の収集に当たっては、可能な限り、
個人、世帯員、従業者、利用者等の男女別データを把握し、利用者の要望やプライバシ
ー保護に配慮した上で、可能な限り男女別データを表示して公開する。

 交通事故の種類別男女別データも収集してください。


無償労働とは、賃金、報酬が支払われない労働、活動を意味する。内閣府経済社会総合研究所では、
無償労働についての貨幣評価額を推計しているが、具体的には、家事、介護・看護、育児、買物、社会
的活動を無償労働の範囲としている。

 それなら、小遣い制の家庭においてはあらゆる労働が無償労働となりますね。無償労働の範囲を広げるべきです。